
これまでの記事で、ブログを書く事に慣れてきた人は、『特化型ブログ』を書く事をお薦めしていましたが、実際にどのようなテーマで書いたら良いのかわからない方もいると思います。
そのような方にオススメなのが、『季節行事』や『イベント』など、毎年同じ時期に起きるものをテーマとしたブログです。
今回は、そんな『季節行事』や『イベント』に関したブログを書く方法について説明します。
目次
特化型ブログには、『短期トレンド』と『長期トレンド』がある
まず『特化型ブログ』には、『短期トレンド』と『長期トレンド』の2種類が存在します。
『トレンド』とは『流行り』という意味で、書いた記事が長い間流行っているのか、短い期間しか流行らないのかを決めるものになります。
例えば、今回のテーマ『季節行事やイベント』ですが、『花粉症』というテーマで記事を書いた場合、花粉症の方が多い2月後半~4月前半くらいに多く読まれるでしょう。
逆に言うと、花粉症の無い真夏などには、全く読まれないはずです。
このように、今回紹介する『季節行事やイベント』は、読まれる期間が決まっているので『短期トレンド』の分類になります。
逆に、芸能人などをテーマにしたブログは、季節に関係なく記事が読まれるので、『長期トレンド』になります。
『短期トレンド』『長期トレンド』どちらの方が良いというのではなく、それぞれに良い点と悪い点があります。
- 短期トレンド
良い点:その時期に話題になるテーマを扱うので、アクセスを集めやすい
悪い点:アクセスを集められる期間が短い - 長期トレンド
良い点:時期に関係ないので、記事が古くならない
悪い点:その時期に話題になっているわけではないので、はじめはアクセスを集めにくい
出だしのアクセスが集めにくい『長期トレンド』に、『短期トレンド』の記事を混ぜて起爆剤にする方法などもありますよ。
なぜ『季節行事やイベント』の記事がオススメなのか?
ここまで読んだ方の中には、
と思っている方もいるかもしれません。
先程も説明しましたが『季節行事やイベント(短期トレンド)』は、話題になっている出来事を記事にするので、アクセスを集めやすいのです。
また、これまで『その記事をアクセスを集めるには、キーワードが重要』だという事も、説明してきました。
書いた記事にたどりつくのに、通常は検索サイトを経由してくる事が多いからです。
もし『花火大会のブログ』を書いていた場合、今年の花火大会に行きたい人は『花火大会 2020年』のような形で検索してきます。
古くから花火大会のブログを書いている人でも、2020年の記事は今年になってから書きますから、『花火大会 2020年』をキーワードは今年になってから発生します。
なので検索の面では、古くから記事を書いているライバルと同じスタートラインに立つ事ができるのです。
内容次第では、そのライバルのブログに勝てるかもしれません。
- その時期に話題の内容なので、アクセスを集めやすい。
- 西暦を入れた検索キーワードを扱うので、古くからブログを書いているライバルに勝てる可能性がある。
どんな季節行事・イベントがあるの?
これまでの説明で、『季節行事』や『イベント』を扱ったブログは、持続性が無いもののアクセスを集められる事がわかったと思います。
しかし、『季節行事』や『イベント』と言っても、どのようなものがあるのでしょうか?
下記にまとめてみました。
【1月】
お正月、初詣、初日の出、福袋、お年玉、箱根駅伝、七草がゆ、鏡開き、仕事始め、大発会、新年会、成人の日、芥川賞、十日戎、NHK大河ドラマスタート、ウィーンフィルニューイヤーコンサート
【2月】
節分、恵方巻、春節・旧正月、バレンタインデー、さっぽろ雪まつり、グラミー賞、アカデミー賞、東京マラソン、ネコの日、花粉症
【3月】
ひなまつり・桃の節句、ホワイトデー、春のお彼岸、卒業式、確定申告、センバツ春の高校野球
【4月】
お花見、エイプリルフール、入学式・入社式、イースター、灌仏会(花まつり)
【5月】
子供の日・端午の節句、こいのぼり、母の日、八十八夜、田植え、立夏、ゴールデンウィーク、メーデー、博多どんたく、賀茂祭、浅草三社祭
【6月】
梅雨、蛍祭り、衣替え、父の日、ジューンブライド、夏至、田植え、夏越の祓・茅の輪くぐり、YOSAKOIソーラン祭り、山王祭、横浜開港祭
【7月】
七夕、海開き・山開き、土用の丑の日、暑中見舞い、夏のボーナス、芥川賞、浅草寺ほうずき市、京都祇園祭、大阪天神祭、博多祇園山笠
【8月】
夏祭り・盆踊り、花火大会、お盆、お中元、立秋、残暑見舞い、終戦の日、夏の高校野球、夏コミ、青森ねぶた祭り、秋田竿灯祭り、仙台七夕祭り、山形花笠まつり、高知よさこい祭り、徳島阿波踊り、長崎精霊流し、京都五山送り火、24時間テレビ、浅草サンバカーニバル
【9月】
中秋の名月・十五夜、秋分の日・秋のお彼岸、ぶどう狩り、栗拾い、運動会・体育祭、敬老の日、重陽の節句・菊の節句、岸和田だんじり祭り、台風
【10月】
紅葉狩り、ハロウィン、体育の日、秋の読書週間、オクトーバーフェスト(ドイツのビール祭り)、長崎くんち、博多おくんち
【11月】
七五三、酉の市、感謝祭、立冬、ボジョレーヌーヴォー解禁、フィギュアスケートNHK杯、ポッキー&プリッツの日
【12月】
クリスマス、忘年会、お歳暮、冬のボーナス、仕事納め、冬至、冬コミ、年越しそば、大晦日、紅白歌合戦、ホノルルマラソン
この他にも夏に行われるフェスや、ジャニーズグループのコンサートなどのイベントもアクセスを集められます。
いろいろなテーマがありますので、この中から自分の得意なジャンルを選んでブログにしてみてください。
季節行事・イベントの記事を書く時の注意点
『季節行事・イベント』のブログを書く時には、以下の点に注意しましょう。
記事は早めに仕込みましょう
書くブログのテーマが決まったら、早めに記事を仕込みましょう。
ブログは、できるだけ多くの記事があった方が、強いブログになるので、たくさんの記事が必要になります。
例えば、『花粉症の記事を10記事書こう』と思ったとして、それを2月から書き始めたら遅すぎます。
少なくとも、10記事書き終えた時点で、花粉症の始まる1カ月前くらいになるようなスケジュールでブログを作成してください。
早めに記事を書き終えられるような、余裕を持ったスケジュールでブログを作りましょう。
物販も狙えます
『季節行事・イベント』は、アクセスを集めやすいのでアドセンスで稼ぐのが一般的ですが、テーマによっては『物販』を行って稼ぐ方法も可能です。
例えば、ハロウィンやクリスマスを扱ったブログでは、コスプレ用のコスチュームを販売する事ができます。
『物販』は、アドセンスよりも高額が稼げますので、チャンスがあったら是非試してみてください。
季節行事・イベントネタで短期トレンドブログを書いてみよう まとめ
今回は、『季節行事・イベントネタで短期トレンドブログを書く事』を説明をしました。
- 『特化型ブログ』には、『短期トレンド』『長期トレンド』の2種類ある。
- 『短期トレンド』は、アクセスを集めやすいが、長続きしない。
- 『長期トレンド』は、はじめはアクセスが集まらないが、長い間アクセスがくる。
- 『季節行事』の記事は早めに仕込む
- ブログのテーマによっては、物販を行っても良い
『季節行事やイベント』などを扱う『短期トレンド』は、ブログ初心者にはとても扱いやすい方法です。
『短期トレンド』でブログを書く感覚をつかんできたら、『長期トレンド』のブログにも挑戦してみてください。
『長期トレンド』のブログにアクセスが集まるようになれば、長期的に収入も入ってくるので、立派な資産になります。
そこを最終地点に設定して、まずは短期トレンドのブログを頑張ってみましょう。