
成功しているお金持ちは『共通する習慣』を持っていると言われています。
1分間で私たちの数百倍・数千倍は稼いでしまうであろうお金持ち達の習慣。
かなり難しい事をしているのでは?と思ってしまいますが、それらは意外と簡単な事で私たちにもできそうな事が多いのです。
お金持ち達はどのように考え、どのような事を行っているのでしょうか?
今回は、『お金持ちが行っている7つの習慣』について紹介いたします。
目次
常に『ポジティブシンキング』
お金持ちは、常に物事を『前向き』に考えています。
企業を経営しているお金持ちは、日頃からいろいろなトラブルに見舞われますが、どのような場合でもネガティブに捉えず、ポジティブに考える事が多いのです。
例えば、仕事で失敗するような出来事があっても、ネガティブにならずすぐに対応策を検討します。
そして、失敗する事により改善策が発見できた事を良しと考え、またその失敗を早期に発見できてラッキーだったと思います。
お金持ちは『経験』を大事にしますので、失敗する事も大事な『経験』なのです。
どのような失敗も経験に変え、ポジティブに考える『ポジティブシンキング』。
お金持ちになるには、このような思考が大事です。
人間関係を大切にする
事業は、自分1人の力では成り立ちません。
自分の家族、会社の従業員、そして取引先の会社の人など、いろいろな人との関わりで成り立っています。
お金持ちは、お金の事を大事に考えているのはもちろんなのですが、それ以上に『人間関係』を大切にしています。
お金持ちは、家族や知り合いの誕生日や記念日などを覚えており、様々な機会に電話をかけて祝ったり近況を聞いたりするそうで、そのような行動は『お金が無い人』の8倍にもなるそうです。
また、普段は節約しているようなお金持ちでも、家族やお世話になった人への出費を惜しむ事はしません。
他人にお礼などをする時は、かなり高価なものを贈ります。
お金持ちは人間関係を大切にし、他人との『繋がり』が現在の地位を築いたと考えているのです。
健康に気を使う
お金持ちは、特に『健康』に気を使います。
少しでも体調を崩すと、最高のパフォーマンスを発揮できない事がわかっているからです。
特に、お金持ちは『早寝・早起き』の傾向があり、7時間以上『睡眠』を取る事が普通なのだそうです。
早起きをすると家族と十分な時間を持つ事ができますし、雑用もこなせます。
実際に大企業の幹部や重役の90%は、平日の朝は6時前に起きているのだそうです。
また億万長者と言われているような人の半分は、仕事の3時間前に起きており、中には朝3時~4時くらいに起きるのを習慣にしている人もいるようです。
お金持ちは、とにかく『時間』を大事にします。
早寝・早起きをする事により、有効に活動できる時間を作る『時間管理』が上手に行えるのです。
また、お金持ちはスポーツによる『体調管理』も行っています。
趣味でスポーツを楽しむ人も多く、ストレス解消や気持ちをリラックスさせて体調を整えています。
特に『ジョギング』『ウォーキング』などの有酸素運動は脳を活性化させる為、新しいビジネスの発想を得たい人にはピッタリの運動です。
さらに、お金持ちは食生活にも気を使っており、栄養バランスを考えた食事を行っています。
お金持ちの人に太っている人が少ないのはその為ですね。
また体の衰えは、歯が原因で来る場合も多いです。
それは、歯が悪くなる事で、栄養を摂取しづらくなる為です。
歯が無いと健康だけでなく、第一印象も悪くなりビジネスにも影響がでる為、お金持ちの人は歯のケアについても忘れずに行います。
一般の人が『デンタルフロス』を使うのは12%程なのですが、お金持ちの場合は62%の人が使っているというデータもあります。
自己啓発のために本を読む
お金持ちは『読書』を趣味にしている方が多く、その割合は『お金を持っていない人』の4倍にもなります。
そのうち9割近くのお金持ちが、毎日最低でも30分は『自己啓発関連の本』を読んでいるのだそうです
また『史実に基づく本』や『有名人の伝記』などを読む人も多く、過去の歴史から失敗などを学び、その対処法を蓄積する事により、実際にトラブルが起きた場合に活かせるようにしているのです。
世界最大の投資持株会社『バークシャー・ハサウェイ』の筆頭株主、そして会長兼CEOも務めている大富豪『ウォーレン・バフェット』は、仕事の8割を読書の時間に使うと言われています。
また、お金持ちは読書以外にも、セミナー・勉強会・ビジネススクールなどにお金を使い、自身の価値を高めています。
お金持ちは、自分を高める『自己投資』をとても大事に考えているのです。
テレビを見ない、インターネットをしない
お金持ちの6割が『1日1時間以上テレビやインターネットを利用しない』のだそうです。
逆にお金が無い人の8割近くが『1日1時間以上テレビやインターネットを利用する』のだそうです。
これは、真逆の結果となってしまいましたね。
お金持ちは、『時間』を大切にする為、テレビやインターネットなどに時間を使う事はありません。
その代わり、本を読んで自己啓発を行ったり、スポーツを行って体を鍛えたり、いろいろな思索をして新しいビジネスを考えるなど、より高いステージを目指して努力しているのです。
節約している
お金持ちは、お金をたくさん持っているので、かなり使っていそうですが、実は意外と『節約』しています。
商売の基本である収入と支出の概念がしっかり頭に入っているので、個人の活動においても無駄に出費をする事はありません。
マイクロソフトを創業した億万長者『ビルゲイツ』は、カシオの時計を使っているそうなのですが、その値段は10ドル(1,000円)程度なのだそうです。
あれだけの資産があれば億単位の時計を買う事も可能だと思うのですが、たった10ドルです。
しかし、ビルゲイツにとって時計とは時間がわかれば良いだけのものなので、その程度の時計しか必要無かったのでしょう。
また先ほども登場した億万長者の『ウォーレン・バフェット』の自宅は、50年以上前に340万円程度で購入したものだそうです。
さらに、ニューヨークの元市長『マイケル・ブルームバーグ』は革靴を2足しか持っておらず、10年間それを交互に履き続けたそうです。
このように、お金持ちは無駄なものにはお金をかけません。
常に『必要かどうか』という事を考えているのです。
時間を大切にする
お金持ちは、お金を大切に扱うだけでなく『時間』も大切にします。
先ほど書いた『テレビ・インターネットは1時間以内』や『早寝・早起き』などは、有意義な時間を過ごす為に行う事です。
また『お金を節約』をしているお金持ちも、時間の為ならお金を惜しみなく使います。
例えば、自分の苦手な部分を『外注』にしてしまったり、家事は全て『家事代行サービス』を使うなど、本来自分が使うはずだった時間をお金を使って他人に任せ、空いた時間を他の事に使うのです。
またお金持ちは、生活の中の『選択肢』を減らして時間を節約します。
たとえば、お金持ちの中には、毎日同じような服を着ている人がいます。
アップルの創業者『スティーブ・ジョブズ』は、いつも『黒のタートルネック』に『青いジーンズ』『スニーカー』を履いており、それがトレードマークのようになっていました。
『iPhoneの新機種の発表』などで演説するジョブズも同じような格好をしているので、皆さんも見た事があると思います。
ある人が、『なぜいつも同じ格好をしているのか?』と尋ねたところ、ジョブズは『決断を減らす為』と答えたそうです。
人は1日に35,000回もの決断を行っています。
ジョブズくらいの人ともなると、さらに決断の回数も多い事でしょう。
しかも、ジョブズの場合は大事なビジネスの決断を行わなければならないですし、それには従業員の生活もかかっています。
『決断疲れ』という現象があり、小さな決断ばかり繰り返し行っていると、いざという時に来る『大きな決断』の正確性が下がってしまうらしいのです。
ジョブズはそれを回避するために、1つでも『小さな決断』を減らす為、選択をしないでいつも同じ服を着ていたのです。
同じような考えを持ったお金持ちは多く、アインシュタインや、Facabookの創始者『マーク・ザッカーバーグ』もいつも同じ服装をしています。
ファッションを固定する事により『決断疲れ』を回避すると共に、服を選ぶ時間を節約しているのです。
お金持ちが行っている7つの習慣 まとめ
今回は、『お金持ちが行っている7つの習慣』について紹介しました。
- 常に『ポジティブシンキング』。
- 人間関係を大切にする。
- 健康に気を使う。
- 自己啓発のために本を読む。
- テレビを見ない、インターネットをしない。
- 節約している。
- 時間を大切にする。
こうやって並べてみると、一つ一つは特別な事ではなく私たちでもできそうな項目ですね。
しかし、『お金持ち』が共通で行っているという事は、やはり効果があるのかもしれません。
意外に簡単にできそうだと侮って、続かないのがいけないのかもしれませんね。
これらの『7つの習慣』を今日から始めたら、あなたもお金持ちの仲間入りができるかもしれません。