
最近、世間で話題になっている『老後に2000万円必要問題』。
高齢夫婦の無職世帯が月にもらえる年金額より、支出額の方が月に5.5万円多い為、普通に暮らす為には余分に2000万円程の蓄えが必要なのだそうです。
ただでさえ毎月のやりくりが厳しいのに、いきなり2000万円用意しろと言われても困っちゃいますよね。
しかし、なんの対策をしないわけにも行きません。
今回は、『今からでも貯金が間に合う節約術』を10個紹介します。
目次
今から老後の資金を貯めるにはこれしかない
2017年11月に行われた『家計の金融行動に関する世論調査』によると、貯金がない世帯の割合は全体の『3割』もあるそうです。
老後に2000万円の貯金が必要と言われても、全く貯金がない人が3割もいるのです。
現在、世の中は会社の給料は上がらないのに、住宅ローンや教育ローンなど支出が増えていく一方。
とても貯金に回すお金などありません。
そんな状況の中、今私たちが老後に十分生活できるだけのお金を貯めるにはどうしたら良いのでしょうか?
『年金』も『昇給』も期待できない今、私たちにできる事と言ったら次の2つです。
収入を増やす『副業』
支出を減らす『節約』
『副業』で収入を増やして『節約』で支出を減らすしかありません。
『副業』に関しては、このサイトでもいろいろ紹介しているので、ここでは説明しません。
今回は効果的な『節約』の方法について説明したいと思います。
ここで紹介する『節約法』はオススメなので是非参考にしてください。
オススメの節約法は?
『家計簿』をつける
貯金のできない人は、何にどのくらい支払っているのかを把握していない人が多いです。
支出が把握できるようになると、どの項目のどの金額を減らす事ができるのか判断できるようになります。
普通のノートでも構わないので、『家計簿』をつけてみましょう。
意外なものにお金がかかっていたりして驚くかもしれませんよ。
集計なども勝手に行ってくれるので、そのようなアプリを活用するのが良いですね。
『先取り貯金』をする
口座にお金が入っていると、お金があると思って使ってしまうという人がいます。
そんな方は『先取り貯金』がオススメです。
『先取り貯金』とは、給料をもらった時点で別の口座に決まった金額を移動し貯めていく方法です。
もちろん、先取り貯金用口座のお金は絶対に使ってはいけません。
元々そのお金は無かったものと考えてください。
『嗜好品』を減らす
タバコやジュースなどの嗜好品は、1回1回の金額が少額の為、あまり気にしない方が多いのですが、月に換算するとかなりの金額になっている場合があります。
まず家計簿で月々の嗜好品の金額がどれくらいになっているのかを把握しましょう。
そして、それをどれくらい減らすのかを決めます。
すると、1ヶ月に買えるタバコの数や、ジュース・お菓子の金額などが決まるはずです。
『少額』をコツコツ貯めてみる
嗜好品の金額を減らすと共に、日々の生活でかかっているちょっとした金額にも目を向けてみましょう。
たとえば、習慣で買っていたマンガや雑誌などは、本当に必要なのか考え必要なければ買うのを止めましょう。
いつもコンビニのATMで引き出していたお金も、銀行のATMで引き出した方が手数料が安い場合があります。
日々の生活で見落としている少額の無駄をこつこつ貯めていきましょう!
『固定費』を見直す
毎月引き落とされている、スマホや電気代の料金も見直してみるとかなり安くなる場合があります。
特に『スマホ』や『インターネット』は、初めに申し込んだきり、見直していない場合が多いです。
最近、スマホの料金を是正するよう政府が勧告した為、各電話会社は少しずつ料金プランの見直しを行っています。
最新の料金プランを確認すると、お得になっている場合がありますので、たまに確認してみてください。
また最近は、ガス会社が電気の供給などを行っており、電気会社も選べるようになっています。
競争によりかなり電気料金も下がっていますので、それを知らないで昔のままのプランで契約していると、かなり損をしているかもしれません。
さらに、生命保険などの保険に関しても見直しが肝心です。
保険は、営業の方に薦められたまま入ってしまう場合が多いですが、本当にその保証が必要なのかをもう一度考えてみましょう。
意外と必要のない余分な契約が入っていたりしますよ。
『趣味に使うお金』や『交際費』などを減らす
一番かかるお金は、趣味や娯楽の為の費用、そして交際費ですよね。
生活しているといろいろな人間関係がありますし、慶弔などでお金が必要な事もありますから、ある程度の付き合いはしょうがないです。
しかし連日飲みに行っているなど、改善できそうな交際費は出費を減らす努力をしましょう。
また外食が多い方もできるだけ、お弁当を持っていくなどしてください。
『衝動買い』を無くす
『なんとなく衝動買いしたけど、結局必要無かった・・・』
そんな経験は、誰にでもあると思います。
お店で一目見てすぐに欲しくなってしまう『衝動買い』。
そんな『衝動買い』を抑えるには、一体どうしたら良いのでしょうか?
一番効果があるのは、その欲しいと思った商品を10分程見て本当に必要なのか考える事です。
『衝動買い』は見た瞬間に『欲しい!』と思い買ってしまう行動です。
しばらく商品を見ていると、初めは目新しいと感じていた物も、時間が経つにつれ見慣れてくるので、欲しい感情が薄れてくる場合があります。
その状態になった時に『本当に必要なのかどうか』を考えてみましょう。
また、その場を一旦離れ、他の用事を済ませてまた売り場に戻り、もう一度商品を見てみるというのも効果があります。
他の用事を行い一旦冷静な気分になった状態で商品を見て『本当に必要なのか?』を考えるのです。
この方法を行えば、ある程度の衝動買いは抑える事ができますので是非試してみてください。
あまり我慢ばかりしていると、それがストレスになってしまい体にも良くないので我慢をするのは程々にしてください。
『不用な物』を売る
家にある不用な物を売ってしまうのも良い方法です。
一見『節約』とは関係なさそうな気がしますが、不用な物というのはその置いてある場所を無駄に使用しているのです。
よく、1部屋をまるまる物置にしていて、不用な物を置いたりしていませんか?
その部屋の要らないものを全て売ってしまえば、その部屋を有効利用する事ができます。
それだけ、要らない物は資産を無駄使いしているのです。
生活費を『クレジットカード』で払う
生活費をクレジットカードで払うのも良い方法です。
普通に現金で払っているとそれだけですが、クレジットカードで払うとポイントが貯まります。
また支払いを全てクレジットカードにすると、明細がまとまりますので家計簿につける時に便利です。
しかし、一つ注意しなければならない事があります。
クレジットカードで払うとお金を払っている感覚が無い為、使いすぎてしまう方がいます。
そういう方は、クレジットカード払いは控えてください。
『クーポン券』や『株主優待』を有効利用する
店舗やネットでもらえる『クーポン券』や、『株主優待』などのサービスを有効利用しましょう。
株主優待は、かなりお得なサービスを受けられるものもありますし、クーポン券も1回数十円の節約ですが、それも回数をこなせばかなりの節約になります。
お得な物は、積極的に使っていこう!
節約を長く続けるコツとは?
『息抜き』する事も大事です
毎日『節約』の事ばかり考えていると、徐々にストレスが溜まり『節約生活』に嫌気がさしてしまいます。
『節約』は続ける事が大事ですし、ストレスが溜まって体を壊してしまったら意味がありません。
節約は出来る範囲で行い、たまには息抜きとして『節約しない日』などを設けましょう。
節約は『我慢』ではありません。
『節約』というと、どうしても『欲しい物を我慢』『やりたい事を我慢』と考えてしまいがちですが、そうではありません。
今まで行ってきた生活を省みて無駄な部分を把握し、そこを省いて節約するのです。
いわば、いらない部分を切り捨て『生活をシンプルにする』作業です。
なので、本当に必要であれば欲しいものは買っても良いし、やりたい事をやっても良いのです。
今からでも間に合う『節約術』10選 まとめ
今回は『今からでも間に合う節約術』を10個紹介しました
- 世帯の3割は、貯金をしていない。
- これから貯金をする為には、『副業』と『節約』を行った方が良い。
- おすすめの『節約法』
・『家計簿』をつける。
・『先取り貯金』をする。
・『嗜好品』を減らす。
・『少額』をコツコツ貯めてみる。
・『固定費』を減らしてみる。
・『趣味に使うお金』や『交際費』を減らす。
・『衝動買い』を無くす。
・『不用な物』を売る。
・生活費を『クレジットカード』で払う。
・『クーポン券』や『株主優待』を有効利用する。 - 節約には『息抜き』する事も大事。
- 節約は『我慢』ではなく『生活をシンプルにする作業』だと考える。
このサイトで紹介している『副業』、そして今回紹介した『節約』をを行えば、政府の言っている『老後の2000万円』を今から始めても貯まるはずです。
この記事を参考にして是非豊かで、心配のない老後を送ってください。