
以前、『YouTubeの現状と、稼げる5つのジャンル』という記事を書きましたが、あれは代表的なジャンルを5つ挙げただけで全てを網羅しているわけではありません。
あの5つのジャンル以外でも収益化可能なものは多くあり、実際いろいろなジャンルで稼いでいる方がいます。
今回は、YouTubeで稼げるジャンルをいろいろ紹介します。
かなりたくさんあるので、『これなら自分もできる』というジャンルが見つかるのではないでしょうか?
目次
撮影系
『撮影系』は、カメラを使って実際に撮影するジャンルです。
ヒカキンさんなどのYouTuberもこのジャンルですね。
撮影系となると、どうしても顔出ししなければならないと思ってしまいますが、顔出しをしなくても撮影できるものはかなりあります。
撮影系は収益化しやすいので、自分らしい動画を撮影して収益化に挑みましょう。
YouTuber
今や『小学生が大人になったらなりたい職業』にもランクインするほど、メジャーな職業になったYouTuber。
ヒカキンさんや、はじめしゃちょーさんなど、高収入で自分の好きな事を仕事にできるのが人気の秘密です。
YouTuberには、以下のようなカテゴリーがあります。
キッズ
子供を撮影して動画を撮るジャンルです。
子供は動きが面白く、かわいいので視聴回数を稼ぐ事ができます。
例:【キッズライン】
しかし、YouTubeでは誹謗中傷や悪意のコメントなどが当たり前の世界です。
子供の顔をさらしてしまっていますし、このジャンルを行う場合、そのような誹謗中傷・悪意のコメントから子供を守る事が大事です。
さらにYouTubeでは、『子供を守る』と言う事に力を入れているので、キッズチャンネルへの規制も年々厳しくなっています。
子供に無理な事をさせていると、チャンネルを削除されてしまう場合もあるので、気をつけてください。
ゲーム実況
ゲームの実況や攻略法を撮影し、動画を作成します。
顔出ししている方もいますが、顔出し無しでも大丈夫です。
顔出し無しの例:【タカティンゲームズ】
顔出し有りの例:【ぎこちゃん】
顔出しありでも無しでも、自分の声で話す事は必須です。
いろいろなゲームがあり、動画のネタには困らないのですが、ゲームの画面は同じなので、どうしても他人と似通った映像になってしまいます。
ゲーム実況は、他人と差別化できるかが勝負です。
面白いトークで視聴者を引きつけましょう。
コメディー
思わず笑ってしまうような動画を撮影するジャンルです。
この手の動画は撮影しやすいので、YouTuberを目指している人は、このジャンルのものが多いようです。
例:【フィシャーズ】
このジャンルは、徐々にハードルが上がってしまい危険な事をしがちです。
最近はYouTubeも危険な行為を行う動画を取り締まっているので、あまり過激な動画を作らないように注意してください。
スポーツ
最近は、『GoPro』などの普及で、激しく動くようなスポーツでも簡単に撮影する事ができるようになりました。
スケートボードのすごい技や、モータースポーツなどは、興味がある人も多く視聴者を集めやすいです。
例:【P-can .FACTORY】
何か自分にスポーツの特技があるなら、スポーツのジャンルを扱うのが良いかもしれません。
ハウツー
やり方を教えてくれる『ハウツー物』の動画も、人気が高いです。
ギターやピアノなどの楽器や、ゴルフのスウィングなど、始めたばかりの人は上手い人に習いたくなり、このような動画を見てしまいます。
例:【みほちゃんねる】
教え方がうまかったりトークが面白い人は、チャンネルにファンがつきやすい為、このジャンルもトーク力が大事です。
パチンコ・パチスロ
『レジャー白書』という組織の調査によると、パチンコを行っている人は、日本に950万人もいるそうです。
その為、パチンコやパチスロの攻略法を扱った動画も、かなり人気があります。
例:【1GAME TV パチンコパチスロ実践動画】
動画で収益を得てもパチンコで使ってしまう可能性もありますが、趣味を動画にできるのでパチンコ・パチスロ好きには始めやすいジャンルだと思います。
ビデオブログ
日常を綴るブログ、それをYouTube上で行うジャンルです。
『今日はこんな事がありました』のような報告から『コラム的な事』まで、日々あった事を撮影してYouTubeで公開します。
例:【Hanaco - ハナコと暮らし-】
このジャンルは、動画作成者にどれだけ魅力があり、どれだけファンをつけられるかで視聴回数が変わってきます。
魅力的な動画を作ってファンを増やしましょう。
ペット
『子供とラーメンとペットは視聴率を取りやすい』という言葉をよく聞きますが、YouTubeでもそれは一緒です。
ペットは動いているだけで可愛く、普通に撮影しているだけで可愛い動画を量産できます。
例:【ハムスターのミニチュア工房 - HMS】
犬や猫などを飼っている人は、ペット動画にチャレンジしてみるのも良いかもしれません。
ミュージック・サウンド
楽器が得意な方は、演奏している姿を撮影し動画にするのも良い方法です。
超絶テクニックで楽器を弾いている姿などは、その楽器に興味がなくても見入ってしまう事があります。
例:【生ギター大百科】
また最近は、声を録音した『ASMR』というジャンルも人気です。
例:【hatomugi ASMR 】
楽器の方はテクニックがないと厳しいですが、ASMRの方は機材さえあればすぐにでも始められます。
しかし、需要が有るのは可愛い女の子の声ですので、男性はファンを付けるのが厳しいかもしれません。
メイク・ファッション
ファッションに関する事や、メイクの方法を教えるのも人気があるジャンルです。
ファッション系動画の例:【ハズム】
メイク系動画の例:【和田さん。チャンネル】
ファッションやメイクは興味がある人も多く、視聴回数を稼ぎやすいジャンルです。
このようなジャンルに強い方は、ファッション・メイク系のチャンネルを立ち上げてみましょう。
やってみた
『○○をやってみた』というチャレンジや実験を行う動画です。
昔、『コーラに、フリスクを入れてみた』というコーラが吹き出す動画が大量に作られた事がありましたので、覚えている方も多いかと思います。
例:【まいめんちゃんねる】
一時期『やってみた』系の動画を作る人が増え始め、視聴回数を得る為に過激な事をするようになりました。
『渋谷の交差点にベッドを置いて寝てみた』をやった人は、警察沙汰にもなっています。
最近はYouTubeの規制も厳しくなり、危ない行為は禁止されています。
最悪チャンネル自体が削除されてしまう場合もあるので、視聴回数目当てで危険な事を行うのは止めた方が良いです。
科学
『でんじろうさん』が行う実験はとても楽しく、テレビなどでもよく見かけます。
YouTubeでも、実験の動画などを作成すると、かなりの視聴回数を見込めます。
特に子供が楽しめて真似できるような動画にすると、ファンがつきやすいです。
例:【子供の科学公式チャンネル】
このジャンルは、テレビで見るような大掛かりな装置は必要ありません。
紙やダンボールなど、見ている小学生が身の回りの物で真似ができるような規模の実験などを行うのが良いです。
語学
語学が堪能な方は、『語学教室』などの動画を作成するのが良いかもしれません。
学校で習うような語学は堅苦しい表現が多かったりするので、実践で使えるような動画を作成します。
例:【バイリンガール英会話 | Bilingirl Chika 】
商品紹介
実際に商品を使ってみて、そのレビューを行います。
商品を買う前には、誰でも実際に使っている人の感想を聞きたいものです。
商品を使ってみて良かった点、改良して欲しい点などを動画で説明します。
例:【ないとーVlog】
商品を購入する為、収益を得られないうちは厳しいかもしれませんが、自分が欲しい物を買ってそれを動画にできるのは効率が良いのかもしれません。
乗り物
車や電車などの動画は、ファンも多く再生回数を集めやすいジャンルです。
例:【nozomi503】
乗り物の動画は、動画作成者もその乗り物が好きなはずなので趣味をそのまま動画にできますし、その乗り物の見て欲しい部分などがわかるはずですので動画も作りやすいと思います。
政治・芸能 ニュース
動画に登場し、政治や芸能などのニュースについて語ります。
政治も、芸能も関心のある方が多いので再生回数を見込めますし、毎日何かしらの出来事が起こるので動画のネタにも不自由しません。
例:【KAZUYA Channel 】
ニュース元をなる新聞が同じだと他人と同じような動画ができてしまうので、どのように差別化を図るかが問題です。
旅行
旅行の動画を撮影し、Youtubeにアップします。
自分で撮影した動画なので、確実にオリジナルな動画となり、収益化審査にも通りやすいはずです。
例:【くだぎつねTV】
普通に撮影した動画も良いですが、カメラによってはタイムラプス映像などの面白い動画が撮影できます。
どこか旅行に行くついでに、YouTube用の動画を撮影してくるのも良いかもしれません。
料理
料理を作っているところを動画に撮りYouTubeにアップします。
例:【料理研究家リュウジのバズレシピ】
見栄えを気にして高級食材を使ったような料理ではなく、身近な材料で誰にも真似できそうな料理を作る事が大事です。
動画にちょっとしたコツなどを入れて、ファンを増やしていきましょう。
VTuber
VTuberとは、『バーチャル・ユーチューバー』の事です。
動画には、本人が登場する代わりにCGや二次元のキャラクターが登場します。
キャラクターは、実際に動画作成者がしゃべったり動いたりすると、同じような動きをします。
例:【いるはーと】
始めるには少し難しそうですが、昔にくらべるとかなり簡単にできるようになったようです。
顔出ししたくない方は、VTuberも検討してみましょう。
非撮影系
カメラを使用して動画を撮影するのではなく、画像や動画などを表示して、それにナレーションなどを加えて動画にします。
このジャンルは、カメラが無くてもい動画作成ができますし、顔出しもする必要もありません。
映像の部分は、下記のようなものが使用されます。
- 画像
- 動画
- パワーポイント
- 漫画
音声の部分は、今のところ機械が読み上げる音声でも収益化が通りますが、いつYouTubeの規約が変わるのかわからないので、将来の事を考えると人が読み上げた方が良いと思います。
フリートーク系
フリートークしたのもに、画像や文字などを当てはめてを動画を作成します。
自由に喋ったものに映像を入れるだけなので、比較的簡単に作ることができます。
例:【初心者向けニュース配信チャンネル】
YouTubeに初めて投稿する人や、動画を作る技術が無い方は、この辺りのジャンルから始めると動画が作りやすいかもしれません。
ナレーション系
あらかじめ書いておいたナレーション原稿を映像に合わせて読み上げます。
この方法は原稿さえできてしまえば、『ナレーション』『映像作成』などの作業を外注に出せるので、収益が発生するようになったら原稿を書いて指示するだけの作業になります。
さらに原稿を書く事まで外注に出してしまえば、全く何もしなくても収入が入ってくる生活も可能になります。
例:【こんな話を聞いた】
例:【まんがタイム】
映像の部分は、画像や動画、漫画を表示するなどいろいろな方法があります。
『こちらの記事』で無料で使える画像や動画を紹介しておりますので、いろいろな画像を利用して動画を作ってみてください。
YouTubeで稼げるジャンル まとめ
今回は、『YouTubeで稼げるジャンル』を紹介しました。
- 撮影系
●YouTuber
・キッズ
・ゲーム実況
・コメディー
・スポーツ
・ハウツー
・パチンコ・パチスロ
・ビデオブログ
・ペット
・ミュージック・サウンド
・メイク・ファッション
・やってみた
・科学
・語学
・商品紹介
・乗り物
・政治・芸能 ニュース
・旅行
・料理
●VTuber - 非撮影系
●フリートーク系
●ナレーション系
自分の特技を活かしたもの、顔出し無しでも可能なもの、いろいろなジャンルがあると思います。
これだけあれば、1つくらいは自分に合ったジャンルがあるのではないでしょうか?
『文字スクロール』や『スライドショー』などの動画が収益化できなくなり、YouTubeも年々厳しくなっています。
動画のジャンルを決める時は、将来の事を見据えて考えるようにしてください。
また副業でYouTubeを考えている方は、YouTubeの収益化は難しいと感じていると思います。
YouTubeはゆっくりとチャンネルが育っていくものなので、なかなか収益を得るのは難しいです。
下記のような簡単に収入を得られるような副業を行いながら、動画作りをする事をおすすめします。