
これまで、YouTubeの記事をいろいろと書いてきましたが、動画の再生回数をアップさせる方法は、実は簡単な事かもしれません。
それは、YouTubeの仕組みを理解していれば、おのずと対処方法がわかるからです。
今回は、YouTubeの仕組みを説明しながら、再生回数をアップさせる方法を説明します。
目次
人気チャンネルになる仕組み
YouTubeで自分のチャンネルの動画がたくさん再生され、人気チャンネルになるにはどうしたら良いのでしょうか?
それには、YouTubeではどのようにして動画が再生されているのかを知る必要があります。
関連動画
自分のチャンネルの動画の再開回数を増やすには、まず『関連動画』への対策が大事です。
『関連動画』とは、動画が再生された時に右側に表示される動画一覧の事です。
実は、YouTubeで見られている動画の70%~80%は、『関連動画』からの流入となっています。
その為、『関連動画』に自分の動画を載せる事はかなり重要になります。
特に上の画像のようなヒカキンさんのような人気動画の関連動画に載ったら、莫大な再生回数を稼げます。
関連動画の対策を行って、可能な限り自分の動画が『関連動画』に載るようにしましょう。
『関連動画』に自分の動画を載せるには、以下の事が大事です。
- 動画のタイトル
人気動画のタイトルと同じキーワードを使用して、関連性を高めます。 - 動画の説明欄
人気動画と同じキーワードを動画の説明欄に入れたり、説明欄に人気動画のURLを入れ関連性を高めます。 - 動画のタグ
人気動画と同じタグを使い関連性を高めます。 - 再生リスト
再生リストに関連性を強めたい動画を入れます。 - カード・終了画面
カード・終了画面に関連性を強めたい動画を指定します。 - サムネイル
関連動画に載ったとしてもクリックされないのでは意味がありません。
クリックされやすいサムネイルを研究して再生される確率を上げましょう。
上記の項目を見直して、バッチリ対策しよう。
『動画ランク』を考える
YouTubeで動画を再生されるようになるには、『動画ランク』の事を知っておく必要があります。
『動画ランク』とは、その動画が持っているパワー的なもので、各動画毎に設定されています。
しかし、数値的なものがチャンネルのどこかに表示されているというわけではなく、内部で持っている評価です。
『動画ランク』の高い動画は、YouTubeに評価されている動画という事もできます。
YouTubeは、良い動画を多くの人に見てもらいたいという意向があるので、動画ランクの高い動画は、『関連動画』に載りやすくなるのです。
関連動画に載れば、さらに視聴回数のアップが見込めます。
そんな視聴回数に影響する『動画ランク』を高めるには、どうしたら良いのでしょうか?
『動画ランク』は、下記のような条件で決まります。
再生回数
『動画ランク』を決める際、一番大事なのは『再生回数』です。
再生回数が多い動画は、大勢の人に見られるような良い動画として、YouTubeからも評価され『動画ランク』も上がります。
例えば、人気ユーチューバーの場合。
- 1つの動画が公開されると、チャンネル登録者数が多い為、その動画の再生回数が上がる。
- 再生回数が上がると『動画ランク』も上がり、他の動画の関連動画に載りやすくなる。
- 関連動画に載った為、さらに再生され『動画ランク』が上がる。
という『再生回数アップの連鎖』に乗る事ができ、人気動画になります。
また、急激に再生回数が上がった動画は、『急上昇』の動画にも掲載されますので、さらに再生回数を見込めます。
このようにして、人気のチャンネルの動画は再生回数が稼げるわけです。
チャンネルを開設したばかりの人は、もちろんこのような『再生回数アップの連鎖』を起こす事は難しいですが、いろいろな動画を投稿し再生回数が増えていくうちに、連鎖に乗れるようになり人気動画へと育てる事ができます。
『再生回数アップの連鎖』はチャンネル登録者数の多さが引き金になっていますから、まずは、動画数と、登録者数を上げる事を考えましょう。
チャンネル登録者数が増えれば、『再生回数アップの連鎖』が起こり、再生回数が劇的にアップします。
視聴者維持率
一つの動画がどれだけ長く再生されているのかという『視聴者維持率』も、『動画ランク』を決める際に重要となる事項です。
最後まで見てもらえるような良質な動画をアップして欲しいYouTubeは、『視聴者維持率』をかなり重要視しています。
『視聴者維持率』が高ければ、YouTubeに良質な動画だと判断され『関連動画』に載りやすくなります。
その為には、視聴者に最後まで見てもらえるような動画を作成する事を常に心がけましょう。
Youtubeの動画管理画面には、動画毎に『視聴者維持率』を確認する事ができます。
たまに確認してみて、『視聴者維持率』の低い動画が、どのあたりに原因があるのかを考えてみましょう。
特にグラフが急激に下がっている箇所は、大勢の人がそこで動画から離脱した部分になりますので、原因を調べてみてください。
動画ごとの『視聴者維持率』調べて研究し、最後まで再生されるような動画を目指しましょう。
チャンネルの評価
『動画ランク』は、そのチャンネルの評価も加味され判断されます。
そのチャンネルから人気の動画が出ると、チャンネル自体のパワーも上がり、結果的にそのチャンネルの動画が『関連動画』に載りやすくなります。
さらに人気動画が生まれると、チャンネル登録者数が増える為、『再生回数アップの連鎖』へとつながります。
チャンネルパワーがあると、そこに属している動画も評価され『動画ランク』が上がる事になります。
キーワード検索
YouTubeの動画へは、『関連動画』からの流入が多いと書きましたが、それ以外では『検索』をして動画にたどりつく場合が多くなります。
その為、検索に関係する『タイトル』や『説明欄』に使うキーワードは、かなり重要になります。
検索サイト
Googleやyahoo!など、『検索サイト』から動画へ流入させる場合、使用するキーワードの選定がかなり大事です。
yahoo!では、検索を行った際に検索される事が多い関連の言葉が上部に表示されます。
例えば子供用の動画を作ろうとしてyahoo!で『おもちゃ』というキーワードで検索したとします。
すると、
- 『おもちゃ + 王国』
- 『おもちゃ + 収納』
- 『おもちゃ + 人気』
など、『おもちゃ』と共に検索される事が多いキーワードがわかります。
しかし、多く検索されているという事は、これらのキーワードを使って動画を作っているライバルも多い為、さらにこれらをクリックしてキーワードをさらに掘り下げていきます。
今回の例では、『おもちゃ + 人気』をクリックして掘り下げてみます。
『おもちゃ + 人気』に加え『ランキング』や『10歳』『5歳』というキーワードが現れました。
これらの、キーワードを使用して動画のタイトルにします。
この方法で抽出したキーワードは、検索する人も多くキーワードも細分化しているので、検索時に上位に表示される可能性も高く、多くの再生回数を見込む事ができます。
いろいろなキーワード群を取得できるので、それぞれ動画を作ってアップするのも良いかもしれません。
YouTubeサジェストキーワード
YouTubeで動画を検索する際、入力したキーワードの関連ワードが表示されます。
これを『サジェストキーワード』と言います。
例えば、先ほどと同じようにYouTubeの検索欄に『おもちゃ』と入れてみます。
すると『トミカ』や『収納』『アンパンマン』などいろいろな第2キーワードが表示されます。
これらのキーワードを用いて動画を作成します。
これらのキーワードは検索需要がある為、再生回数を見込む事ができます。
再生回数をアップさせる為には、これをやれ! まとめ
今回は、『再生回数をアップさせる為には、これをやれ!』というテーマで説明しました。
- 動画の再生回数をアップさせるには、『関連動画対策』が大事。
- 『関連動画対策』には、『動画のタイトル』『動画の説明欄』『動画のタグ』『再生リスト』『カード・終了画面』『サムネイル』が大事。
- 動画の再生回数をアップさせるには、『動画ランク』が大事。
- 『動画ランク』は、『再生回数』『視聴者維持率』『チャンネルの評価』などから決まる。
- 動画の再生回数をアップさせるには、『キーワード』を選択して動画を作る事が大事
- キーワードは、『検索サイトから取得する方法』と『YouTubeサジェストキーワードを取得する方法』がある。
YouTubeは、良質な動画を作り続けて、チャンネル登録者数を増やしていけば、そのうち『再生回数アップの連鎖』を起こして劇的に再生回数アップ・収益アップすることができます。
今回紹介した方法は、再生回数をアップさせる為に有効な方法なので、ぜひお試しください。
またYouTubeのチャンネルを育てる事は時間がかかり、収益を得られるようになるまでもかなり大変です。
下記で紹介する副業は比較的簡単に収益を得られますので、副業で収益を得ながらじっくりチャンネルを育てていく事をおすすめします。